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検見

けみ
名詞
1
標準
Edo-period inspection of rice plants
文例 · 用例
そして検見でもするやうに自分の頭を頸窩から前額へかけてつるりと撫で下してみた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
お可哀想な御主人さま、農村の美風をどうして昔に取り返さうかと悲しんで居なさると思ふと、秋山の番頭みたいに、米の検見や小作米の取立てを勤めてゐる山口は一つどうしても智慧袋をしぼらねばならぬ破目だつた。
片岡鉄兵 菜の花月夜 青空文庫
その他、本場ものの穴子の煮方が旨いとか、赤貝なら検見川の中形赤貝を使うとかで、よしあしはわけもなくわかるが、とにかくまず材料がよくなくては上等寿司には仕上がらない。
北大路魯山人 握り寿司の名人 青空文庫
僕の赤裸々の所をのこるくまなく検見しちまったら、全世界がのこらず金光りに見えてくるだろう。
槇村浩 華厳経と法華経 青空文庫
陸地を辿って行くことにしよう」    腹へ滲みわたる鼓の音 亀戸から市川へ出、八幡を過ぎ船橋へあらわれ、津田沼から幕張を経、検見川の宿まで来た時であったが、茶屋へ休んで一杯ひっかけ、いざ行こうと腰を上げた時、ふと眼についたものがあった。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
だから財政の安全と検見入費の節約という明らかな利益があるにもかかわらず、明治の地租条例の時までこの制度を全国化することができなかったのである。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
四十八 まもなく、ここへ現われて来たのは、珍しく両刀を帯びた検見衆らしいのが二人、間竿を旗差物のように押立てさせた従者と、人夫と、都合七八人の一行でありました。
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
検見衆一行は、管轄も違い、人柄も違っているせいか、兵馬と福松とを、駈落者気分をもって疑い見ることを少しもしませんでした。
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、年貢の量を決めるために、役人が田畑の検見を行った。
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検見の結果次第で、農民の暮らしは大きく左右されたという。
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検見は、その年の豊作か不作かを判断する重要な行事だった。
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