雑録
ざつろく
名詞
標準
miscellaneous records
文例 · 用例
雑録――前進座に就いて――山中貞雄 率直に言えば僕は河原崎長十郎氏並びに前進座一党の諸氏が非常に好きだ。
— ――前進座に就いて―― 『雑録』 青空文庫
天狗和尚とジュースの神の鷲との親族関係は前に述べたが、河童や海亀の親類である事は善庵随筆に載っている「写生図」と記事、また※庭雑録にある絵や記載を見ても明らかである。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
本号の雑録があまり淋しいから、筆序に書いて置きました。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
雑録でも短篇でも小説でも乃至は俳句漢詩和歌でも、苟くも元日の紙上にあらわれる以上は、いくら元日らしい顔をしたって、元日の作でないに極っている。
— 夏目漱石 『元日』 青空文庫
おなじ雑誌の翌月の雑録さ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
そこでそれを太陽の某記者にわたす時、小説欄に入れずに、雑録様のものに交ぜて出して貰ひたいと云つた。
— 森鴎外 『歴史其儘と歴史離れ』 青空文庫
その頃は新聞に雑録というものがあった。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
朝野新聞は成島柳北先生の雑録で売れたものだ。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
作例 · 標準
学会誌の末尾にある雑録には、新刊の紹介や今後のシンポジウムの予定が記載されている。
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この郷土史の資料集には、公式記録にはない村の伝承が雑録としてまとめられている。
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彼の遺稿集は、未完成の断章や日記などが雑録として収められており、興味深い。
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