縒る
よる
動詞
標準
文例 · 用例
二台の人力車がらくに行き違うだけの道を隔てて、向いの家で糸を縒る※車の音が、ぶうんぶうんと聞える。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
あまりに物のねびたれば、沈める音の絃の器に、※をかけたる思にて、無言を辿る恋なかの深き二人の眼差も、花|毛氈の唐草に絡みて縒るゝ夢心地。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
あまりに物のねびたれば、沈める音の絃の器に、※をかけたる思にて、無言を辿る恋なかの深き二人の眼差も、花毛氈の唐草に絡みて縒るゝ夢心地。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
あまりに物のねびたれば、沈める音の絃の器に、※をかけたる思にて、無言を辿る戀なかの深き二人の眼差も、花|毛氈の唐草に絡みて縒るゝ夢心地。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
莖を折つては、纎維を引き出し、其片糸を幾筋も合せては、絲に縒る。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
茎を折つては、繊維を引き出し、其片糸を幾筋も合せては、絲に縒る。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
茎を折つては、繊維を引き出し、其片糸を幾筋も合せては、糸に縒る。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
茎を折っては、繊維を引き出し、其片糸を幾筋も合せては、糸に縒る。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫