祭祠
さいし
名詞
標準
文例 · 用例
また神魂は骸と分かりては、なお清く潔かる謂れありとみえて、火の汚穢をいみじく忌み、その祭祠をなすにも、汚のありては、その享を受けざるなり」と。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
信長は、それに保護の兵をつけて、海西郡まで送って放ち、龍興の弟新五郎を立てるならば、後日、斎藤家の祭祠を絶やさぬだけの地は与えようと約した。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
歌舞音曲の停まること月余、ただ祭祠の鈴音と鳥の啼く音ばかりであった。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫