香錠
こうじょう
名詞
標準
pastille
文例 · 用例
男 では、この、毛織物に特効ある虫よけ香錠……。
— 岸田國士 『運を主義にまかす男』 青空文庫
孤児院のゼムを旦那にそつと買ひ峰月 らち口もないものを売りに来る孤児院の子も少くなつたが、ゼムと云ふ口中香錠もハタと絶えた、仁丹は今も旺なのに。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
ちかくのはねだひこうじょうのあかるいでんとうが、だんだんうしろへとおざかっていきます。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
なぜ、もとへもどるんだ」 見ると、いちどとおざかったはねだひこうじょうのでんとうが、また、ちかづいてきたのです。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
部屋の隅で香錠を焚くと、心安らぐ白檀の香りがゆっくりと広がった。
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彼女は旅先で手に入れた珍しい香錠を、お気に入りの香炉で楽しんでいる。
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茶室の静寂の中で、香錠がかすかな煙を上げながら燃え尽きていった。
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