毛剃り
けぞり
名詞
標準
shaver
文例 · 用例
さっきの毛剃りは、歯を楽に頭蓋骨へ嵌入させようという親切な配慮だったことを、ここではじめて諒解する。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
痛、痛つ‥‥‥』と、その時お前は顏を歪めて、敷布の上にのけぞりながら身もがきした。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
他愛なく笑ひさざめく男達の前で裸踊する痩せこけた女の顏、血烟立ててコロツと前に轉がつた馬賊の首、死骸のやうに床にのけぞり返つてゐた阿片中毒のロシヤ人の無氣味な瞳の光……。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
」「ふふふふ、弱いなうお前等は……」 定めてあの張作霖がそんな風に相好を崩してのけぞり返つただらうと思ふと、その昔馬賊の荒武者だつたといふ人のよさも想像されて、無殘な爆彈に血染められたと言ふその最後が傷ましくも感じられはしないだらうか?
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
光子は苦悶して悲鳴を揚げ、右に左に枕を代えて、長き黒髪地を掃きしが、最後の一撃は手元狂いて打処や悪しかりけむ、うむとのけぞりて渠は絶せり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
声もなく左の二人が、言った通りそこへぱたり、ぱたりとのけぞりました。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
しかるに、相手の突かれるくまのほうは、悲しいことに檻の中という不自由な場所にいたものでしたから、身をかわすべきすべもなく、哀れ三突きめの鋭い切っ先にぐさりとその脾腹をやられて、うおうと一声、けもののような人間のようなわけのわからないうめき声を発しながら、あけに染まってのけぞりました。
— 耳のない浪人 『右門捕物帖』 青空文庫
ゆうゆうと両手をふところにして、手もなくのけぞり倒れたお蘭をあとにしながら、さっさと表のほうへ出ていきました。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
旅行には、コンパクトな電気毛剃りを持っていく。
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古い毛剃りでは深剃りができないので、新しいものに買い替えた。
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最近の毛剃りは肌に優しく、快適に使える。
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