洗い粉
あらいこ
名詞
標準
cleansing powder (e.g. for hair, skin or tableware)
文例 · 用例
そうして、それと一所にお乳のような、又は洗い粉のような甘ったるいにおいが、ほのかに湧いて来るのです。
— 夢野久作 『卵』 青空文庫
立て膝して髱をなでつける婀娜女、隅っこの羽目板へへばりついている娘、小|桶を占領して七つ道具を並べ立てた大年増、ちょっとの隙にはいだして洗い粉をなめている赤ん坊、それを見つけて叱る母親、いやもう大変なさわぎ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
迂濶に手あらいことも出来ないので、たがいに眼を見あわせて躊躇していると、新九邸が少し弱った隙きを見て、采女はにわかに跳ね起きようとした。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
「私のお父さんはさくらあらいこの社長なのよ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
」 だから私は石鹸よりも、このあらいこをもらう事が多い。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
何をやっているのか見当もつかないのだけれど、桜あらいこの空袋が沢山部屋へ持ちこまれる事がある。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
さくらあらいこの部屋へ行くのは厭だけれども、自分の好かない場違いの人の涙を見ている事が辛くなってきたので、そっとドアのそばへ行く。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
」「大丈夫よ、あんな不良パパ、この頃は、七号室のお妾さんにあらいこをやったりなんかしてるわ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日洗い粉について考えている。
洗い粉という言葉は日本語で重要だ。
彼は洗い粉の意味を理解している。
この文には洗い粉が含まれている。