災異
さいい
名詞
標準
natural disaster
文例 · 用例
Qが災異論にかかっているとAはもうパイエルの進化論にかかっているという調子がQをますます勉強させていたのである。
— 横光利一 『鳥』 青空文庫
御年十八歳で践祚されたが、御在位ちゅう災異凶事が多く起こり、それは、「今上に御威徳が欠けているためである」という評が立つと、即位されてから僅か七年めに御退位、上皇となられた。
— 第四部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
見ると、なるほど、親指と人さし指のさかいのところに、一センチぐらいはなれて、小さいいぼがふたつありました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
」 と、おじさんがぶつくさいいました。
— 新美南吉 『かぶと虫』 青空文庫
なかば黄いろくなかば緑な林の中に歩いていると、澄みわたった大空が梢々の隙間からのぞかれて日の光は風に動く葉末葉末に砕け、その美しさいいつくされず。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
「そういうふうに力を入れるんじゃねえといったら、わからん奴だな」とおじさんがぶつくさいいました。
— 新美南吉 『小さい太郎の悲しみ』 青空文庫
久助君はしばらくのぞいていると、なまぐさいいやなにおいが鼻につきはじめた。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
恋うるも恋うるゆえに恋うるとこそ聞け、嫌うもまたさならん」「あるとき父の機嫌よきをうかがい得て、わがくるしさいいいでんとせしに、気色を見てなかばいわせず。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
作例 · 標準
日本は地理的に多くの災異に襲われる国だ。
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