昇り龍
のぼりりゅう異読 ノボリリュウ
名詞
標準
rising dragon
文例 · 用例
さてその供養物は八丁ほどある釈迦堂の廻りに供えられるので、その供養のおもなるものはどういうものかといいますと、まずその大なるものは、高さ二十|間、下幅十五間位ある、長三角形の板へ指してその側面から二頭の昇り龍が上って行くところの飾物です。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
すると前大蔵大臣は少しくシナ文字を知って居られるものですから、その昇り龍二頭の間に大日本帝国外務省之印としてある字を読まれて、私の日本人であることを確かめられた。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
金五郎の昇り龍が、お京の牡丹の花を、食べようとしているように見える。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
その右手には、短刀がにぎられ、左腕には、肩から二の腕にかけて、昇り龍の彫青が、青々と、浮きあがっていた。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
その左腕に躍っている昇り龍が、朝の光線に、青々と浮きあがり、眼を光らして、荷役の采配を振っているかのようだった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
牡丹と蝶のお京の右腕と、昇り龍の自分の左腕とをくっつけて、鏡の中に映したとき、金五郎は催眠術をかけられたように、妖艶なお京の毒気にあてられていた。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
まず、左腕から、昇り龍を彫ることになった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
金五郎の左腕に、みごとな昇り龍が、日とともに、完成されて行った。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
その絵画には、天に向かって勢いよく昇り龍が描かれていた。
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彼の活躍はまるで昇り龍の勢いで、誰も止められない。
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昇り龍は、縁起の良いモチーフとして古くから親しまれている。
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標準
white saddle (Helvella crispa)
作例 · 標準
秋の森で、珍しいキノコの昇り龍を見つけた。
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昇り龍というキノコは、その形が特徴的だ。
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食用になるキノコだが、昇り龍はあまり一般的ではない。
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