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胴親

どうおや
名詞
1
標準
banker (gambling)
文例 · 用例
それやこれやを考え合わせますると真実の処、蔵元屋は、今申しましたような身代の左前を取戻すために、賭博の胴親をしているものと存じますので……ヘイ……」「フウ――ム。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
胴親、五郎蔵の膝の前に積まれてある、二十五両包みが、封を切られたかと思うと、ザラザラと賭け金が、胴親のもとへ掻き寄せられもした。
国枝史郎 血曼陀羅紙帳武士 青空文庫
「お侍さんだけに度胸があるねえ」「今度三が出たらどうなると思う」「胴親が、四倍の、五百両を附けるまでよ」「元金を加えて、六百二十五両になるってわけか」「それじゃア、五百両胴は潰れるじゃアねえか」 染八という乾児が中盆をしていたが、途方にくれたように、五郎蔵の顔を見た。
国枝史郎 血曼陀羅紙帳武士 青空文庫
天上天下、お天道さまはお見通し、胴親は、今売りだしの島崎親分、「蟻走」は、正道一途の豆八ッあん、疑う心ある者は買うな」「大層、威張るなあ。
火野葦平 花と龍 青空文庫
胴親から派遣される「蟻走」と称する大勢の運送屋が、午前のうちに、あらゆる方面に飛んで、「筋紙」を配り、零細の金を集めて廻る。
火野葦平 花と龍 青空文庫
午後、「現場」に持ち寄られ、「蟻走」立ちあいの上、胴親の厳封した当り銭を開いて、勝負を定める。
火野葦平 花と龍 青空文庫
そこへ、胴親の帳場がやって来て、金銭の分配をするのである。
火野葦平 花と龍 青空文庫
「そうか」と、栗田は、案外、簡単に信用して、「そんなら訊くが、「チーハー」の胴親の島崎勇次を、玉井金五郎が、後楯しちょるという話じゃが、ほんとうか?
火野葦平 花と龍 青空文庫
作例 · 標準
ポーカーの大会で、彼は大胆な賭けに出て胴親になった。
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カジノの胴親は、常に冷静沈着でなければならない。
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今年の年末ジャンボ宝くじの胴親は、かなりの利益を上げたようだ。
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