風上にも置けない
かざかみにもおけない
表現
標準
a disgrace (to a whole group of people)
文例 · 用例
「諸人の害をなす狸を退治いたそうと思いまして」「たわけ者、狸と姫と区別ができないか、武士の風上にも置けない奴、せいばいして姫の仇を執ってやる」 国主は徒者の一人に持たしてある刀を執って、それをすらりと抜いた。
— 田中貢太郎 『村の怪談』 青空文庫
気分だけは大変な芸術と取組んでいるつもりでも、ろくに腕も立たず、障子一枚、棧一つ削れない奴が、仏像を作ろうとしてもうまくゆくはずがない、職人の風上にも置けない奴だということになる。
— ―泥棒しても儲ければよいは困る※― 『映画界・小言幸兵衛』 青空文庫
全く風上にも置けない連中だよ。
— 三好十郎 『彦六大いに笑ふ』 青空文庫
そういう人物は万事信用のおけない人間で、公明正大な日本人の風上にも置けない人間だ。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
西洋音楽などやる奴は風上にも置けないと思っていた。
— 佐々木邦 『凡人伝』 青空文庫
以前、常磐の前を詮議中、伯父のくせに、しかも源家の恩顧を蒙っているくせに、六波羅へ密訴したかどで、その後は取立てられて、四、五十名の侍を飼い、肩で風を切って歩き、いよいよ平家の問罪所へ、忠義立てているという風上にも置けない代物だ。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
作例 · 標準
「仲間を裏切って自分だけ逃げ出すなんて、男の風上にも置けない奴だ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
弱者をいたぶるような卑劣な真似をする者は、武道家の風上にも置けない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「おい、そんな不正をして勝って嬉しいのか? 職人の風上にも置けないぞ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
平然と教え子を騙すような真似をするなんて、教育者の風上にも置けない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview