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翻覆

こぼし覆
名詞
1
標準
文例 · 用例
さるにても人の心の頼めがたきは実に翻覆手にも似たるかな、昨日の壮士は今日の俳優、妾また何をか言わん。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
「酒を酌んで君に与う君自ら寛うせよ 人情の翻覆波瀾に似たり」 だろう……お得意の詩吟はどうしたい。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
そなたに対する餞じゃ」 やがて朗々と吟ずるを聞けば、植物ハ微ナリト雖モ性|常アリ人心ノ翻覆至ッテ量リ難シ李陵衛律陰山ニ死ス葵花ノ太陽ヲ識ルニ似ザルナリ「どうじゃな、お気に召されたかな?
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
……人心の翻覆至って量り難し……これがこの詩の眼目じゃ。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
一体軽薄の人物にて心も雲の如く翻覆定り無く候。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
寺門静軒のいはゆる「一斉喝采之声江海翻覆、各抛物為纏頭、自家衣着浄々投尽、甚矣或至於褫傍人|短掛。
木村荘八 両国今昔 青空文庫
人情は飜覆して洞庭湖の波瀾に似たり。
――新曲聊斎志異―― 竹青 青空文庫