産み月
うみづき
名詞
標準
final month of pregnancy
文例 · 用例
もう産み月で痛み出して居るかも知れませんがなあ。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
白い羽根蒲団の上に、産み月の黄金の闇は悩みをふくんでゐる。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
産み月近くには、二人ばかり貰い手の口もあったのだけれど、いざ生れて、猿っこのような赤ん坊を見せられると、二人の貰い手は、もっと器量のいい子供をと云うことになったのであろう。
— 林芙美子 『河沙魚』 青空文庫
産み月のポテレンで、裳を高々とまくりあげ、アユのころがしをやっている図などは、想像しただけで愉快である。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
産み月の近くなったころ、特別製の大きなオーバーをきて、そっくりかえるような堂々さで歩いていた姿は実に立派だった。
— 壺井榮 『妻の座』 青空文庫
もちろん現在も吉野屋にいるし、懐妊ちゅうで、来月が産み月だ、ということであった。
— 山本周五郎 『五瓣の椿』 青空文庫
昔の歴史の本には、「たまたま産み月にあたる。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
作例 · 標準
例句