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茨の冠

いばらのかんむり
名詞
1
標準
a crown of thorns
文例 · 用例
「あの円い中にね、キリストが十字架にかかったとき使った本物の十字架の一片と、茨の冠の本物の切れ端が封じ込んであるんだそうだよ。
横光利一 旅愁 青空文庫
キリストさまは茨の冠冕を被せられるんね。
北條民雄 鬼神 青空文庫
ピラト再び出でて人々に言ふ『視よ、この人を汝等に引出す、これは何の罪あるをも我が見ぬことを汝等の知らんためなり』爰にイエス茨の冠冕をかむり、紫色の上衣をきて出で給へば、ピラト言ふ『見よ、この人なり』祭司長、下役どもイエスを見て叫び言ふ『十字架につけよ、十字架につけよ』。
北條民雄 鬼神 青空文庫
画や小説で見ると中々詩的だが、いずれも身体を白くぬって、茨の冠は草色に、胸から手足にかけて血をべたべたぬりつけた奴だから、有り難いのなつかしいのなんて感じはてんで起らない。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
今、そこに立っているのは男の子であった、内からの光にひかり輝いて、日光のような金髪には茨の冠をかむり、片手に大きな真珠を持っていた。
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 海豹 青空文庫
第十八章 イエスの十字架一 侮辱1 ピラトからイエスを下げ渡された兵卒どもは、イエスを総督官邸の中庭に連れてゆき、全隊を呼び集めて、彼に紫色の衣を着せ、茨の冠冕を編みて冠らせ、「ユダヤ人の王安かれ」と礼をなし始め、また葦にてその首をたたき、唾し、ひざまずきて拝しました。
マルコ伝による イエス伝 青空文庫
その真似をして、茨の冠冕を編んでイエス様にかぶせたのです。
マルコ伝による イエス伝 青空文庫
作例 · 標準
その絵画には、茨の冠を被せられた人物が描かれていた。
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彼は自ら茨の冠を被るかのように、最も困難な役職に立候補した。
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指導者という立場は、時に茨の冠を被る覚悟が求められる。
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