大やけど
おおやけど
名詞
標準
large burn
文例 · 用例
しかし、空襲で家は焼かれ、その二十六になる末娘は大やけどをして、医者の手当も受けたけれど、象さんが来た、象さんが来た、とうわごとを言って、息を引きとったという。
— 太宰治 『親という二字』 青空文庫
そうすると大国主神は、それほどの大やけどもたちまちなおって、もとのとおりの、きれいな若い神になってお起きあがりになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
たぬきは背中中大やけどをして、うんうんうなりながら、まっくらな穴の中にころがっていました。
— 楠山正雄 『かちかち山』 青空文庫
この大やけどはどうしたらなおるだろう。
— 楠山正雄 『かちかち山』 青空文庫
病院にいま十九になる少年が大やけどをして、泣き叫んでいる。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
そこで赤チンをぬられ繃帯をしてくれましたが、後で、わたくしが近所の医者で治療を受けた時、医者も、大やけどに直接赤チンに繃帯とはと、その手当の粗雑さにあきれていました。
— その三 精神病診断書 『安吾人生案内』 青空文庫
ほんとに――あの古い鏡も大やけどサ。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
もうすこしでわたしは大やけどをするところでしたよ。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
作例 · 標準
例句