幻辞.com

小池

こいけ
名詞
1
標準
文例 · 用例
二坪にも足らない小池のまわり、七度も八度も提灯を照らし回って、くまなく見回したけれども、下駄も浮いていず、そのほか亡き人の物らしいもの何一つ見当たらない。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
枝振りのいい松に、頭を五分がりにした、丸々しいツツジや、梅などで囲んだ小池があって、筧からの水がいきおい込んで落ちている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
席上東京朝日新聞記者村山某、小池は愚直なりしに汝は軽薄なりと叫び、予に暴行を加う。
太宰治 花吹雪 青空文庫
いちど笑うと、なかなか、真面目な顔に帰れないもので、ねえ、てのひらを二つならべて一|掬の水を貯え、その掌中の小池には、たくさんのおたまじゃくしが、ぴちゃぴちゃ泳いでいて、どうにも、くすぐったく、仁王立ちのまま、その感触にまいっている、そんな工合いの形である。
太宰治 思案の敗北 青空文庫
伏木の妹夫婦へ姪の縁談に就き、ニユウ・ヨオクの妹夫婦へ雜信、仙臺の小池堅治氏へ同氏の著書出版の交渉經過に就き、本郷の北岡壽逸君より亡妻追悼録を贈られた謝禮、その他俗用の葉書三つ。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
七つ八つの小池に、ほとんどうっちゃり飼いにされながら、毎年、池の面が散り紅葉で盛り上るように殖えて、種の系続を努めながら、剰った魚でたいして生活力がありそうもない復一親子三人をともかく養って来た駄金魚を、何か実用的な木っ葉か何かのように思っていた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
力不滅論(エネルギー保存の法則)はその範囲内の論としては実に優れているが、小池の小魚が巨石を廻って水の長さに窮まりのないのを信じているようなものである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
三 川上音二郎 これより先、大阪滞在中和歌山市有志の招待を得て、重井と同行する事に決し、畝下熊野(現代議士山口熊野)、小池平一郎、前川虎造の諸氏と共に同地に至り同所有志の発起に係る懇親会に臨みて、重井その他の演説あり。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

小池(こいけ、おいけ、しょうち)

日本
中国(しょうち)
人物
その他
出典: 小池 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0