辞林
じりん
名詞
標準
dictionary
文例 · 用例
一枚書くのに、二、三度は、辞林を調べている。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
男に金が無くなると、男は、ただおのずから意気|銷沈して、ダメになり、笑う声にも力が無く、そうして、妙にひがんだりなんかしてね、ついには破れかぶれになり、男のほうから女を振る、半狂乱になって振って振って振り抜くという意味なんだね、金沢大辞林という本に依ればね、可哀そうに。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
日本大辞林が就中威張つて見ゆれども、著者のひが目には『あこがれ』尤も目につく。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
そこで彼は、尨大な外国人名大辞林をとりだすと、卓子の上にドーンと置いた。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
桶は物集博士大辞林に「をけをいふ。
— 福士幸次郎 『津軽地方特有の俚諺』 青空文庫
そこで、言海でも、辞林でも、言泉でも、稍古いところで雅言集覧、俚言集覧、倭訓栞あたりでも「口づけ」を接吻の義には取つてはゐない。
— 齋藤茂吉 『接吻』 青空文庫
『辞林』『辞苑』は百科全書の小さいもので、ほんとうの意味での語彙ではない。
— 折口信夫 『辞書』 青空文庫
その傍に、ぼろぼろになつた辞林が一冊、ちよつと場違ひな感じで投げ出してある。
— 神西清 『灰色の眼の女』 青空文庫
作例 · 標準
彼は新しい言葉を学ぶために、いつも辞林を傍らに置いている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この辞林は、古語から現代語まで、幅広い語彙を網羅している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「辞林で意味を調べても、文脈によってはニュアンスが掴みきれないこともある」と、彼は嘆いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite