家族同伴
かぞくどうはん
名詞
標準
文例 · 用例
学生の方は家族同伴が些ない事と、東京の復興に直接努力をしない事を特徴としている。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
腰弁の方は家族同伴でやって来た新分子が多い。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
も一つ序に地震の御蔭を云えば、前に云った日比谷や芝離宮(これは焼けてしまったが)、その他の避難民小舎にかがんでいる腰弁連で、百五十円取って、家族同伴で家賃を払うとすれば、どうしても十五円や二十円は取られる。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
健作――うむ、それに家族同伴じゃから、人数は千人を越すだろう。
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
伸子は、父が、こんどの家族同伴の旅で疲れたのをはっきり感じた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
「温習会」を、聯合組が、家族同伴で総見するというので、金五郎にすすめられるまま、見物に来たのであるが、「清元・夕立」の幕が閉まると、俄かにこれ以上、観る興味をうしなった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
ぼくはいつも、女房子供家族同伴で行く。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫