猫の目
ねこのめ
表現
標準
(something) fickle
文例 · 用例
」 小児等は同じように顔を合せて、猿眼に、猫の目、上り目、下り目、団栗目、いろいろなのがぱちくるのみ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
世の中は猫の目玉の様にぐるぐる廻転している。
— 夏目漱石 『『吾輩は猫である』下篇自序』 青空文庫
」「違えねえ、猫の目の犬の子だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
子猫の目のあきかかるころになってから、時々棚の上からおろして畳の上をはい回らせた。
— 寺田寅彦 『子猫』 青空文庫
松隈内閣だか隈板内閣だかの組閣に方って沼南が入閣するという風説が立った時、毎日新聞社にかつて在籍して猫の目のようにクルクル変る沼南の朝令暮改に散三ッ原苦しまされた或る男は曰く、「沼南の大臣になるなら俺が第一番に反対運動する、国家の政治が沼南のお天気模様で毎日グラグラ変られて堪るもんか、」と。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
青二の目に見える二つの玉は、どうやらこの猫の目玉であるらしく思われる。
— 海野十三 『透明猫』 青空文庫
その窓は、五階建ての、ネオンの看板の消えている、銀座裏の、とある古いビルディングの屋上に近いところにあって、まるで猫の目玉のようにキラキラ光っていた。
— 海野十三 『○○獣』 青空文庫
妹は如何思ひけん糸に小き球をつけてこれを猫の目の前にあちこちと振りつづけしかば、猫は舌を収めて首傾け一心に球を見つめ居る、そこを写生したるなり。
— 正岡子規 『飯待つ間』 青空文庫
作例 · 標準
あの会社の経営方針は猫の目のように変わり、社員はいつも振り回されている。
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最近の天気は猫の目のようだ。晴れたかと思えば急に雨が降る。
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流行は猫の目なので、ビジネスで成功するには常に変化に対応する必要がある。
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