按摩
あんま
名詞
標準
文例 · 用例
何処か向ふの方で、子供が二三人、按摩の笛の真似をしてゐるのが聞えた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
あんまり強く、按摩をすると、彼女の胴体には穴が明くのであった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
彼の説明は按摩のように人を柔らかにし、その疑いを解いたんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
次には電気按摩器械、これは以前から我邦へも渡っている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
槌のような形をした物の中に小さい電動器があってこれが回転すると槌がブルブルふるえる、そこで槌の頭を肩なり腰なり、すきな処へ当てれば、好い工合に按摩が出来るという仕掛けである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
併し、かうした山腹の湯の町の夜の雰圍氣を通して響いて來る此の民衆音樂の調べには、何處か昔の按摩の笛や、辻占賣の聲などのもつて居た情調を想ひ出させるやうな或るものが無いとは云はれない。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
この指一本、妙の身体を秘した日にゃ、按摩の勢揃ほど道学者輩が杖を突張って押寄せて、垣覗きを遣ったって、黒子一点も見せやしない、誰だと思う、おい、己だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
……按摩の白眼、癩坊の鼻、婆々の逆眉毛。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
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按摩(あんま)とは、なでる、押す、揉む、叩くなどの手技を用い、生体の持つ恒常性維持機能を反応させて健康を増進させる手技療法である。
出典: 按摩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0