黄老
こうろう
名詞
標準
文例 · 用例
況んや道教の本幹を爲す宇宙觀や神觀は明らかに道家にも神仙家にもない別途のもので、むしろ婆羅門教に類するものであるに於て、道教と黄老・神仙との關係は大讓歩して姻戚關係ありとするも、親族關係ありとするのは當らないことである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
試みに之を歴史に徴すれば述而不作、信じて古を好みし儒教に次で起りしものは即ち黄老の教也。
— 山路愛山 『凡神的唯心的傾向に就て』 青空文庫
黄老の学者の地上楽園もつまりは索漠とした支那料理屋に過ぎない。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
黄の平生密輸入者たちに黄老爺と呼ばれていた話、又|湘譚の或|商人から三千元を強奪した話、又|腿に弾丸を受けた樊阿七と言う副頭目を肩に蘆林譚を泳ぎ越した話、又|岳州の或山道に十二人の歩兵を射倒した話、――譚は殆ど黄六一を崇拝しているのかと思う位、熱心にそんなことを話しつづけた。
— 芥川龍之介 『湖南の扇』 青空文庫
わたしは喜んでわたしの愛する………黄老爺の血を味わいます。
— 芥川龍之介 『湖南の扇』 青空文庫
(法家の事に就ては本叢書管子の解題を見よ)其思想は實に史記の本傳に論ぜし如く「刑名法術の學を喜みて其の歸は黄老に本づく」の數言に出でず。
— 小柳司気太 『韓非子解題』 青空文庫
其三、黄老との關係。
— 小柳司気太 『韓非子解題』 青空文庫
前述の如く史記に刑名法術を以て黄老に本づくとなししは如何。
— 小柳司気太 『韓非子解題』 青空文庫