尖帽
尖帽
名詞
標準
文例 · 用例
われはおのれより穉き子供二三人と向ひなる尖帽僧の寺の前にて遊びき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
彼尖帽宗の寺の僧にフラア・マルチノといへるあり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
かゝる骨には褐色の尖帽を被せて、腹に繩を結び、手には一卷の經文若くは枯れたる花束を持たせたり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
我は此日より尖帽宗の寺にゆきてちごとなり、火伴の童達と共に、おほいなる弔香爐を提げて儀にあづかり、また贄卓の前に出でゝ讚美歌をうたひき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
午のころ僧は莱したる尖帽を戴けり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
火の左右に身を横へたる二人は、逞ましげに肥えたる農夫なるが、毛を表にしたる羊の裘を纏ひ、太き長靴を穿き、聖母の圖を貼けたる尖帽を戴き、短き烟管を銜みて對ひあへり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
尖帽のしろい人かげ、夜はふけて池をまはるを。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫