目を走らせる
めをはしらせる
表現動詞-一段
標準
to glance at
文例 · 用例
高志の書置きに目を走らせるやいなや、ポップコーンをぶちまけるように、ワラは、ありとあらゆる単語を、ひとまとめにして慶一に投げつけた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
平馬から、訝しい服装で、のっそりと後に立った、闇太郎へと、目を走らせる。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
「おお、なるほど、門倉――つい、さっきまでそこにおりましたが――」 と、横山が、末座に目を走らせる。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
ふふふ、これは面白い」「えっ」 山岸少年が窓の方へ目を走らせると、たしかに帆村のいったとおりだ。
— 海野十三 『宇宙戦隊』 青空文庫
もっとも、それは勤めの往復の電車の中でザッと目を走らせる読者からそんな誤読をうける怖れがあるという意味で、批評の筆をとる者は当然全文を精読する義務がありますから、これは別です。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
それをしゃぶりながら眼下の多摩川の谷、大菩薩の連嶺、南アルプスの群山、不二、三頭、雲取、大洞谷、上越界の山々、夫から夫へと目を走らせて、飴の絶間に話をしては、又新らしく頬張りながら目を走らせる。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫
トレープレフ (書きつづけようとして、今まで書いたところに目を走らせる)おれは口ぐせみたいに、新形式、新形式と言ってきたが、今じゃそろそろ自分が、古い型へ落ちこんでゆくような気がする。
— ЧАЙКА 『かもめ』 青空文庫
せっかく売り込んだお前の箔が剥げるぞ」 相模屋綱吉が、後ろで意地の悪い目を走らせると、平次は煮えくり返るような思いです。
— 富籤政談 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は部屋を見渡し、すぐに目的の人物に目を走らせた。
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会場全体に目を走らせ、友人の姿を探した。
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急いでいたので、書類にざっと目を走らせるだけだった。
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