羅城
らじょう
名詞
標準
文例 · 用例
さて、今から二千五百年の昔、中印度、迦毘羅城に、釈迦族の王子として生れ、現実の悲哀を観じ、二十九歳にして出家せられ、六年苦行、三十五歳にして道を得られ、四十五年間説法の後、八十にして入滅せられた釈尊も、仏陀と称するのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仏典に名高い得叉尸羅城の青蓮尼、十七世紀に久しく艶名を馳せた、仏国のニノン・ド・ランクローなど、似た事だが話が頗長と来るから惜しい物だがやめて置く。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
羅城門で切つた鬼の腕も、其変形で、河童から鬼に移つたのだと説かれた。
— 折口信夫 『河童の話』 青空文庫
)行尽湖西幾駅亭、保羅城畔客車停、朝来暑気如三伏、雷雨一過天地青。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
今は「チャム」と云う人種が交趾に残っている、その辺から掘り出す物を見ますると、たいていインドの舎衛城であるとか、迦毘羅城であるとか、インドの名前が付いている。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
アンコルワット寺院のある所も釋迦如来の太子たりし時の妃の名前が付いて、ヤソダラプラ(耶蘇陀羅城)というのである。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫