明後
みょうご
名詞
標準
文例 · 用例
さて、俺は何時死ぬるのか、明日か明後日か……――やい、豚、寝ろ!
— 中原中也 『暗い天候』 青空文庫
あなたはまだごぞんじないかも知れないが明後日、馬場と僕と、それから馬場が音樂學校の或る先輩に紹介されて識つた太宰治とかいふわかい作家と、三人であなたの下宿をたづねることになつてゐるのですよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ガリレーの空気寒暖計は発明後間もなく棄てられたが、今日の標準はまた昔のガス寒暖計に逆戻りした。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
明後日あたり盲膓の手術だつて――附添の本田さんが云つてましたわ……」と、武井さんも顏を曇らせながら云つた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
明後日出来るのかい、とお蔦がきりもりで、夏の掻巻に、と思って古浴衣の染を抜いて形を置かせに遣ってある、紺屋へ催促の返事か、と思うと、そうでない。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
明後日学校へ持って行くのを、これから描くんだわ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」「だって、明後日お持ちなさろうという絵を、もう今日から御手廻しじゃありませんか。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「実は明日か、明後日あたり開くはずの公判を聴こうと思いましてね」「へへえ、なるほど、へえ」 渠はその公判のなんたるを知らざるがごとし。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫