才力
さいりょく
名詞
標準
ability
文例 · 用例
都会の中央へ戻りたい一心から夢のような薫少年との初恋を軽蔑し、五十男の世才力量に望をかけて来た転機の小初は、翡翠型の飛込みの模範を示す無意識の中にも、貝原に対して異性の罠を仕込んでいた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
元来財力あるものは財を他に貸して貧者を扶けることが出来る、才力ある者は才を他に貸して拙者を助けることが出来、自然と然様いうことの生ずるのが世の自然のありさまである。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
権を負い、才力を恃んで天下に呼号するのは英雄豪傑の会心事でなければならぬ。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
英気多く才力|逞しい者などは、ともすれば自分一人で何事も出来ると思い、他人の後を追わなくとも我|自ら道を開くに何の困難も無い、何で頭を下げて学ぶ必要が有るかと、我知らず昂った考えを抱くことが有る。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
ちっぽけな才力を今でも頼んでいる。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
そこを自分の才力で丸めるのが時に取っての興味のようにも思えた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
僕のこの言を倣す所以は、渋沢子爵の一言より、滔滔と何でもしやべり得る僕の才力を示さんが為なり。
— 芥川龍之介 『大正十二年九月一日の大震に際して』 青空文庫
米にもこれに似た天才力はあるのかもしれない。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
作例 · 標準
彼の才力は、チームを何度も勝利に導いた。
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若い頃から、その学者は並外れた才力を発揮していた。
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彼女は才力と努力で、難しい目標を達成した。
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