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本懐

ほんかい
名詞
1
標準
one's long-cherished desire
文例 · 用例
えいツ、なるままだと、肚を決めるこそ人間本懐なのである。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
T「非人に迄、身を落し さだめて辛いであろう」 とハラハラと落涙して、T「其の方の至孝 天に通ぜぬ 道理が無い」 と乞食の手を掴んで、T「仇討本懐の日を 祈り申すぞ」 と老臣に金子を包ませて、 それを乞食に与え、T「些少乍ら 余の志じゃ」 乞食はまるで、鳩が豆鉄砲を喰った形。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
」 土間はたちまち春になり、花の蕾の一輪を、朧夜にすかすごとく、お町の唇をビイルで撓めて、飲むほどに、蓮池のむかしを訪う身には本懐とも言えるであろう。
泉鏡花 古狢 青空文庫
が、もう叶わぬ、臨終という時、(われは僧なり、身を殺して仁をなし得れば無上の本懐、君その素志を他に求めて、疾くこの恐しき魔所を遁れられよ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
さぞ、本懐でございましょう。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
墜落しても男子の本懐、何でもやってみる事だ、という激励のようでもあり、結局、私にも何が何やらわからないのだ。
太宰治 花吹雪 青空文庫
特に去年蘆名義広との大合戦に、流石の義広を斬靡けて常陸に逃げ出さしめ、多年の本懐を達して会津を乗取り、生れたところの米沢城から乗出して会津に腰を据え、これから愈々南に向って馬を進め、先ず常陸の佐竹を血祭りにして、それから旗を天下に立てようという勢になっていた。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
応と言われれば、日頃の本懐も忽ち遂げらるる場合にござる。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
作例 · 標準
長年の夢だった個展開催が叶い、まさに本懐を遂げた。
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彼の本懐は、世界中の子供たちが笑顔で暮らせる社会を築くことだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「この賞をいただけるとは、まさに本懐です」と受賞者は語った。
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