捏ね板
こねいた
名詞
標準
文例 · 用例
鼈四郎は捏ね板へ涙の雫を落すまいとして顔を反向けた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
その次には、壁土をこね板から壁にきれいに速く移すのが、わたしの野心となった。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
彼はある日、口先きだけでなく実地に模範を示そうとくわだて、袖をまくりあげ、左官屋のこね板を引ったくって、難なく鏝に土をのせて、自信たっぷりの顔つきで頭上の木舞を見さだめ、それをめがけて大胆な動作におよんだ。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫