頭役
かしらやく
名詞
標準
文例 · 用例
沈伯玉という男が番頭役の司事を勤めていた。
— 閲微草堂筆記(清) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
芝居ならば、わたくしが座頭役で、白扇でも開いて見事見事と褒め立てようと云うところです。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫
加津佐、堂崎、三会、有馬、串山、布津、有家、深江、安徳、木場、千々岩、上津浦、大矢野、口野津、小浜等十数ヶ村の庄屋三十数名が物頭役として十軍に分った総勢二万七千、老若婦女を合せると三万を越す人数を指揮した。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
座頭役、敵役の評判では見物は来ないものだといふのだ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
平田門人、三輪田綱一郎、師岡正胤なぞのやかましい連中が集まっていたという二条|衣の棚――それから、同門の野代広助、梅村真一郎、それに正香その人をも従えながら、秋田藩|物頭役として入京していた平田鉄胤が寓居のあるところだという錦小路――それらの町々の名も、この人の口から出る。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
供頭役安積玄心斎の大声も、一度や二度ではとおらない。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
私の父は菱田という家から養子に来たものでこの菱田の主人即ち私の祖父にあたる左近衛門というは、その頃奥の頭役といって、他では奥家老といった役を勤めていた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
勿論同船者は他にもあって、物頭役の戸塚甚五左衛門とか、平士の長野、岡部、伊佐岡とかいう者も乗組んでいて、戸塚はじめ我々の家来なぞもあるから、随分多人数が乗ったのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
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頭役(とうやく)は、村落の祭礼・神事に関する任務。古代においては祭祀を主宰する頭・頭人の任務、中世以後においては宮座における施設などの舗設責任者である頭人・頭屋の任務を指す。
出典: 頭役 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0