革令
かくれい
名詞
標準
first year of the sexagenary cycle (in Onmyōdō)
文例 · 用例
それを日本で應用し始めたのは菅公時代の三善清行といふ人で辛酉革命、甲子革令といふことを申したのであります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
それはずつとのちまで續いて、近代まで行はれてゐましたが、最近では文久元年が辛酉でありまして、元治元年が甲子であります、其の度毎に改元して居ります、勿論戰國時代あたりの朝廷でさういふやうな儀式の出來なかつた時には多少異例もありますが、其他は延喜以來、辛酉革命、甲子革令には必ず改元して居ります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
ですから私共は日本の年號を記憶するのに、その事を知つて置くと大變都合がよく覺えよいのです、私は國史家でありませんので年號を宙に覺えて居るのは困難でありますから、この革命革令をたよりにして徳川時代位の年號年數は殘らず記憶するやうに致して居ります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
それから甲子の時にも亦改元となり、其後も依然として辛酉革命、甲子革令は日本の歴史において行はれて居りましたが、ともかくも當時において斯ういふ新らしい學説を立てゝそれを言ひ出すといふことはよほど偉いことであります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
年号の更定には、国家の瑞祥を記念したものもあるがそれは大昔の話、後代は革令革命の理論に基づいて、定まった年次にそれが行われた以外、大抵は何か望ましからぬ異変があった次の年に、改元があるものときまっていた。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
「これほどの大事になりました以上、もはや逃げかくれいたしますることはできませぬ。
— 第四巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
陰陽道において革令の年は政変や災いが起きやすいとされ、朝廷でも警戒を強めた。
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「今年は革令の年だから、新しい事業を始めるのは控えて慎重に動いたほうがいい」
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古い秩序が崩れ去り、革令の年にふさわしい激動の幕開けとなった。
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