是空
ぜくう
名詞
標準
文例 · 用例
色即是空、空即是色。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
世の中が、何かしら微妙に変って来たせいか、または、彼のからだが、日頃の不節制のために最近めっきり痩せ細って来たせいか、いや、いや、単に「とし」のせいか、色即是空、酒もつまらぬ、小さい家を一軒買い、田舎から女房子供を呼び寄せて、……という里心に似たものが、ふいと胸をかすめて通る事が多くなった。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、万物逝いて復らず、人生流転、生者必滅、色即是空!
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
彼是空しく時間を送つた爲に、日の暮れない内に二回牽く積であつたのが、一回牽出さない内に暮れかゝつて終つた。
— 伊藤左千夫 『水害雜録』 青空文庫
」「君はただ佛教のいはゆる色即是空の理を大膽に實行してゐるに過ぎない。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
色即是空といふことも、僕が井の哲博士の現象即實在論を駁した樣に、全くのナシングネス、空でなければ、ただ觀念的程度にとどまつてゐる。
— 憑き物 『泡鳴五部作』 青空文庫
乱酔、自己忘失、路傍に倒れてゐる私を深夜の夕立がたゝきつぶした、私は一切を無くした、色即是空だつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
色即是空、空即是色、――私はこの境地に向ひつゝある、そこまで徹したいと念じる、現象に即して実在を観なければならないと思ふ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ウィキペディア
『是空』(ぜくう)は2003年9月に発売されたムックの3rdアルバム。初回盤にはDVD。通常盤初回プレス分には「青き春」が収録されたボーナスCDが付属した。
出典: 是空 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0