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翻って

ひるがえって
副詞頻度ランク #26680 · 青空 2
1
標準
conversely
文例 · 用例
その結果は研究者の増加を促し翻っては一国の学術研究熱を鼓吹することになるであろう。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
この迷信を笑う西鶴の態度は翻って色々の暴露記事となるのは当然の成行きであろう。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
外門の上の建物に、青天白日旗が、ひら/\と翻って見えた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
青天白日旗は、いつまでも元気よく、その中に翻っていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
川上も下流も見えぬが、向うのあの岩山、九十九折のような形、流は五尺、三尺、一間ばかりずつ上流の方がだんだん遠く、飛々に岩をかがったように隠見して、いずれも月光を浴びた、銀の鎧の姿、目のあたり近いのはゆるぎ糸を捌くがごとく真白に翻って
泉鏡花 高野聖 青空文庫
あるいはヘブリウの ‘Esh(火)‘as´en(煙る)‘as´an(くすぶる)などが示唆され、これと関係あるアラビアの ‘atana(煙る)から西のほうへたぐって行ってイタリアの Etna 火山を思わせ、さらに翻ってわが国の Iduna を思わせる。
寺田寅彦 火山の名について 青空文庫
翻って従来の決定派の物理学について考えてみても一度肉眼的領域を通り越して分子原子電子の世界に入ればもはやすべての事がらは統計的、蓋然的な平均とその変異との問題にほごされてしまう。
寺田寅彦 日常身辺の物理的諸問題 青空文庫
この自然現象の表示としての微分方程式の本質とその役目とをこういうふうに考えてみた後に、翻って文学の世界に眼を転じて、何かしらこれに似たものはないかと考えてみると、そこにいろいろな漠然とした類推の幻影のようなものが眼前に揺曳するように感ぜられるのである。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
作例 · 標準
若者の流出が問題だが、翻って考えれば地方にはまだ可能性がある。
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都市部は便利だが、翻って田舎の静けさも捨てがたいものだ。
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一時は絶望したが、翻って今ではそれが良い経験だったと思える。
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