道具立て
どうぐだて
名詞
標準
preparation of tools
文例 · 用例
そこへおあつらえ通り例の夕刊売りが通りかかって、それでもう大体の道具立ては出来たようなものである。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
始終そんな道具立てばかりなすたつて、お仕事の方はちつとも運ばないぢやないの」「そんな事はない。
— 南部修太郎 『畫家とセリセリス』 青空文庫
第四にはセットの道具立てがあまり多すぎて、印象を散漫にしうるさくする場合が多い。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
これらの経験を総合して知識とし知識を総合して方則を作るまでには種々な抽象的概念を構成しそれを道具立てとして科学を組み立てて行くものである。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
道具立ての立派で真に迫ること、光線の使用の巧みなことはどこでも感心します。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
それには寒空に無帽の着流し、足駄ばき、あごの不精ひげに背の子等は必要で有効な道具立てでなければならない。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
このレヴューからあらゆる不純なものをことごとく取り去ってしまったもの、ちぐはぐな踊り子の個性のしみを抜き、だらしのない安っぽい衣装や道具立てのじじむささを洗い取ったあとに残る純粋の「線の踊り」だけを見せるとすれば、それは結局このフィッシンガーの映画のようなものになるであろうと思われた。
— 寺田寅彦 『踊る線条』 青空文庫
作者はこゝで自分の持つてゐるものを現はすために不必要な多くの道具立てに依らうとした所が見える。
— 有島武郎 『水野仙子氏の作品について』 青空文庫
作例 · 標準
手術前に、看護師は器具の道具立てを完璧に整えた。
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絵を描く前に、絵の具や筆などの道具立てを済ませる。
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実験の準備として、必要な試薬と器具の道具立てを行った。
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