独絃
どくげん
名詞
標準
文例 · 用例
有明詩集中、独絃哀歌あたりの作品は実に名篇であつて、今よんでも涙が出るほど好い。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明に帰れ』 青空文庫
ロセツチの感化は『独絃哀歌』に最もよく窺はれた。
— 三木露風 『明治詩壇の回顧』 青空文庫
島崎藤村……全詩集中の詩大半薄田泣菫……暮笛集・ゆく春蒲原有明……春鳥集・獨絃哀歌三木露風……廢園・白き手の獵人北原白秋……邪宗門・思ひ出(二重圈點◎を附したのは、特に名詩集たるもの。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
ばせを自序 この集には前集『獨絃哀歌』に續ぎて、三十六年の夏より今年に至るまでの諸作を載せたり。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
明治卅六年四月著者しるす獨絃哀歌 (十五首)附載三首一あだならまし道なき低き林のながきかげに君さまよひの歌こそなほ響かめ、――歌ふは胸の火高く燃ゆるがため、迷ふは世の途倦みて行くによるか。
— 蒲原有明 『獨絃哀歌』 青空文庫