飲み仲間
のみなかま
名詞
標準
drinking companion
文例 · 用例
彫刻家の中倉の翁が、なんと言うて、その太い指を出す、「一本」 ことごとく飲み仲間だ。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
つまり、その漁師は、青森あたりにさかなを売りに行って、そうして帰りに青森の闇屋にだまされて、三升、いや、四升かも知れん、サントリイウイスキイなる高級品を仕入れて来て、そうしてきょう朝っぱらから近所の飲み仲間を集めて酒盛りをひらいていた、そこへ僕が、さかなをゆずってもらいに顔を出したというわけだ。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
何しろ飲み旺っている絶頂だったので、以前の飲み仲間なぞは、一時真剣に心配したり冷かしたりして、手を換え品を換えて詰問したものであるが、私は唯ニヤニヤと笑うばかりで一言も説明らしい説明をしなかった……否、説明したくなかった……というのが本当の説明であったろう。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
華美を極めた晴着の上に定紋をうった蝦茶のマントを着て、飲み仲間の主権者たる事を現わす笏を右手に握った様子は、ほかの青年たちにまさった無頼の風俗だったが、その顔は痩せ衰えて物凄いほど青く、眼は足もとから二、三間さきの石畳を孔のあくほど見入ったまま瞬きもしなかった。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
手代はGの飲み仲間であつた。
— 牧野信一 『村のストア派』 青空文庫
これが、飲み仲間だけの酔後には、大きな差を作る。
— 豊島与志雄 『或る夜の武田麟太郎』 青空文庫
――街の剃頭店主人、何小二なる者は、日清戦争に出征して、屡々勲功を顕したる勇士なれど、凱旋後とかく素行|修らず、酒と女とに身を持崩していたが、去る――日、某酒楼にて飲み仲間の誰彼と口論し、遂に掴み合いの喧嘩となりたる末、頸部に重傷を負い即刻絶命したり。
— 芥川龍之介 『首が落ちた話』 青空文庫
ちょうど一杯始めていた牧野は、この飲み仲間の顔を見ると、早速手にあった猪口をさした。
— 芥川龍之介 『奇怪な再会』 青空文庫
作例 · 標準
この古書は、ノミナルプライスでは安価だが、希少価値から収集家には高額で取引される。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
額面通りのノミナルプライスで取引される株もあるが、多くは市場の需給で変動する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
経済学では、ノミナルプライスと実質プライスを区別して分析することが重要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite