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血風

けっぷう
名詞
1
標準
bloody wind
文例 · 用例
が、すぐそのあとに展開された飛雪血風の大剣陣。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
そのうち、『新潮』の「一市井人の一生」と、『面白倶楽部』の「血風若松港」とがやや長い文章であったが、細川氏は後者を読んだものらしい。
火野葦平 花と龍 青空文庫
しかし、父の思い出は小説ではなく、回想記風なものなので、「父恋いの記」というおとなしい題をつけておいたところ、雑誌が出てみると、「血風若松港」となっていてびっくりした。
火野葦平 花と龍 青空文庫
たしかに、父が生きて来たころの若松は西部劇そこのけの暴力世界が展開されていたので、血風は吹きすさんでいたけれども、それを書く場合には、私としては冷静に批判の眼をもってしたいと考えていた。
火野葦平 花と龍 青空文庫
秋霜凛烈はもとより軍紀の骨胎だが、血風|蕭々の日にも、彼の将座にはどこか春風が漂っていた。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
――拝郷五左にまさる敵を仕止めねば」 と、衆を離れて、血風を捲き、敵将浅井吉兵衛と槍をあわせてその首を獲た。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
踏みとどまった柴田勢には、新たに、佐久間の一隊が援けに加わったものらしく、猛追の拍車をかけて蔽いかかった秀吉軍とのあいだに、物凄い咆哮と血風を喚び起していた。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
山嶮、湖沢、城市、塁寨、平野など、さしも広汎な天地に雄大な構想を展じ、布陣の対峙久しかったこの大会戦も、その念入りな仕切りのわりに、さいごの帰結に入った血風闘地の死にものぐるいの戦いは、まことに短いものだった。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
その剣豪の生涯はまさに血風そのものだったと言える。
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幕末の京都は、血風が吹き荒れる激動の時代だった。
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小説は、主人公が幾多の血風を乗り越えていく姿を描いている。
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