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巻軸

かんじく
名詞
1
標準
(center portion of a) scroll (centre)
文例 · 用例
その目的の為めでもなかつたが、私は偶然少女の茶店の隣の表具店に写経の巻軸の表装を誂へに行つて店先に腰かけてゐた。
岡本かの子 蔦の門 青空文庫
窄めたものは丈けが巻軸ほども短くて、それを並べて山型に立てゝある有様は燭台に並ぶ色蝋燭のように壮厳で絢爛であります。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
が、新聞で読んで感嘆したのはマダ一部少数者だけであったが、越えて数月この「武蔵野」を巻軸として短篇数種を合冊した『夏木立』が金港堂から出版されて美妙斎の文名が一時に忽ち高くなった。
内田魯庵 美妙斎美妙 青空文庫
取り出したのは小長い物、そいつを頭上へズイと上げ、そろそろ一方へ開くのを見れば、間違いのない巻軸だ。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
片手|青眼につけたまま、左手で巻軸を巻くらしい。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
ははあ巻軸を納めたな。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
「なんと貴殿のお力をもって、イスラエル教主、島原城之介、そいつの手から秘蔵の巻軸それを取り返してはくださるまいかな?
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
秘蔵の巻軸と仰せられるは?
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
作例 · 標準
床の間に飾られた掛け軸は、巻軸の美しさも鑑賞の対象だ。
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絵巻物を広げると、丁寧に作られた巻軸がその歴史を物語るようだった。
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巻軸がしっかりと作られていると、掛け軸を長く良い状態で保存できる。
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彼は古美術店で、珍しい巻軸を持つ古い書画を見つけた。
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