爆煙
ばくえん
名詞
標準
fumes from an explosion
文例 · 用例
砲煙爆煙は、まるで濃霧のように海面を蔽った。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
―― 秋晴れや爆煙散つて敵はなし九月十日 曇――晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
一秒……二秒……三秒…… 息づまるような時間がすぎたと思うと、研究所の建物は大爆発をおこし、むくむくとした爆煙が、三角岳をおおいかくした。
— 海野十三 『超人間X号』 青空文庫
すくなくとも原子爆弾は二十個以上は完成されてあったのだし、原料ウラニウムも、一トンはおいてあったはずだから、それが次から次へと爆発すれば、三角岳がぜんぶ吹っとぶくらいの大爆発を起こしていいはずなのに、あのぐらいの爆煙ですむはずはない。
— 海野十三 『超人間X号』 青空文庫
爆煙は濛々として、天日を蔽った。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
◯爆煙か火災の煙か知れないが、荻窪と中野の方にあがっていたが、まもなく薄れた。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
紫色に光るてえのは」「ほらほら、あの爆撃のところから、ずっと右の方にいったところだよ」「ああっ、あれかい、あの光りだな」 船員たちが甲板でひしめきあっているのは、爆煙からほど遠くない海中の光り物だった。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
空中に生じた爆煙と土煙とは、一時まったく太陽光線をさえぎったため、下界は日蝕のように暗闇となったが、三分もたつと煙の膨張拡散するにともない、その密度が小さくなって、再び太陽の光と熱とをわずかに通過せしめるようになった。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
作例 · 標準
工場での爆発事故で、空高く「爆煙」が立ち上った。
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噴火口からは、常に黒い「爆煙」が上がっている。
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遠くで何かが燃えているのか、濛々とした「爆煙」が見える。
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