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滲み出す

にじみだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to ooze out
文例 · 用例
現在のチューインガムも、それが噛み尽されて八万四千の毛孔から滲み出す頃には、また別な新しい日本文化となって栄えるのかもしれないのである。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
こういう所で、ランデヴウする人も、さぞ骨が折れるでしょうが、そのランデヴウを世話する人は、いよいよ並大抵じゃないわね」 私は揶揄いながら、横を向き、ハンカチを額へ持って行って、滲み出す汗を抑えた。
岡本かの子 河明り 青空文庫
人の男のことなぞ」 と嘲って呆れるのであるが、なおその想いは果実の切口から滲み出す漿液のように、激しくなくとも、直ぐには止まらないものであった。
岡本かの子 河明り 青空文庫
自働電話を出て、少し行った時、私は俄に額際から汗の滲み出すような気持になり、殆ど駈けて、今出て来た自働電話の箱へ戻り、そのままとびこんだ。
宮本百合子 時計 青空文庫
若いアメリカ人はそれを一瞥したが、フォークを取り上げようともせず、いきなり体じゅうで大きな大きな、涙の滲み出すように大きな伸びをした。
宮本百合子 長崎の印象 青空文庫
喉の渇きが激しくなり、粘りこい膏汗が滲み出すにつれ、スーラーブは、少し焦り始めた。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
然うして大地と落葉との輕い接觸點に自分は滲み出すやうな愛を感じた。
千家元麿 自分は見た 青空文庫
繁さんは、性格が内向的故、一種のかくされたユーモアがこういう文章の中に却って滲み出すものと思われる。
一九三六年(昭和十一年) 日記 青空文庫
作例 · 標準
汗がTシャツの背中にじみだし、運動の激しさを物語っていた。
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カップに入れたコーヒーが少しずつ紙コップに滲みだし、底に染みができていた。
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この生地は防水加工がされていないので、雨が降るとすぐに水が滲みだしてくる。
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2
標準
to show through (of emotions, etc.)
作例 · 標準
彼女の顔には、隠しきれない不安がはっきりと滲みだしていた。
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彼の言葉の端々から、故郷への深い愛情が滲みだしているのが分かった。
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その絵からは、作者の深い悲しみが鑑賞者の心に直接滲みだしてくるようだった。
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滲み出す(にじみだす) — 幻辞.com