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字眼

じがん
名詞
1
標準
decisive character (Chinese poetry)
文例 · 用例
それでも字眼なぞがあると、標を附けて行かれるから、照応を打ち壊されることなぞはめったに無い。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
一声の江に横たふや時鳥  立石寺(前書略)閑さや岩にしみ入る蝉の声  鳳来寺に参籠して木枯に岩吹とがる杉間かな 是等の動詞の用法は海彼岸の文学の字眼から学んだのではないであらうか?
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
字眼とは一字の工の為に一句を穎異ならしめるものである。
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
この歌ではよろめくが字眼でそれが一首を活かしてゐるのであるが、更科の夜明けての一句も大した値打ちを持ち、この一句で環境が明亮になるのである。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
驚くやうにといふ句がこの歌の字眼である。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
この歌では何時見てもといふ句が字眼である。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
夕暮に弱く寂しく予め夜寒を歎く山の蟋蟀 この歌では「予め夜寒を」が字眼で之が無ければ歌にはならない。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
前述拙著『牧野日本植物図鑑』せんじがんぴの文末「せんじゅハ其意味不明ナリ」を取り消し、今これを「野州日光山ノ中禅寺湖畔ナル千手崎ニ産スルヨリ云ヘリ」と訂正する。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
作例 · 標準
詩人は一句に魂を込めるため、字眼を吟味する。
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この漢詩の字眼は、読み手の心に深く響くものがある。
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師匠は弟子の書いた字眼を見て、的確な指導を与えた。
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