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黒革

くろかわ
名詞
1
標準
black-dyed leather
文例 · 用例
少しばかりのシヤツや衣類を纏めて、それから溜めて置いた紙幣を黒革の紙入れに捻ぢ込んだ。
DIE FLUCHT 駆落 青空文庫
で、本文通り、黒革縅の大鎧、樹蔭に沈んだ色ながら鎧の袖は颯爽として、長刀を軽くついて、少し屈みかかった広い胸に、兵の柄のしなうような、智と勇とが満ちて見える。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
陸には源氏箙をたたいてどよめきけり」といふところ迄は、うつとりお耳を傾けて居られましたが、それに続けて、「あまりの面白さに、感に堪へずや思はれけん、平家のかの船の中より齢五十ばかりなる男の、黒革威の鎧著たるが、白柄の長刀杖につき、扇立たる所に立つて舞ひすましたり。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
小型の黒革製の文書袋をこの男が左手に携えていたのだ、そして、それは居合せた一人の事務員の鋭い観察眼によると、革紐で自分の手頸にしっかりと結びつけられてあったのだ。
コナン・ドイル 臨時急行列車の紛失 青空文庫
犯人の代りに通りの向うから、一見何処かの外交員らしい洋服の男がたった一人、手に黒革のカバンを提げてやって来る。
大阪圭吉 石塀幽霊 青空文庫
坐って弾くのだろう、という慶一の予想をうらぎって、片桐はゆっくりと、黒革の幅広のストラップをかけ、立ったまま素早くチューニングして、速いパッセージを弾きはじめた。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
けれどもそれから二時間としないうちに、山荘へは黒革の鞄を提げた医者らしい男が慌だしく駈けつけたり、数名の警官が爆音もけたたましくオート・バイを乗りつけたりして、岳陰荘はただならぬ気色に包まれてしまった。
大阪圭吉 闖入者 青空文庫
シェードを除った客席では、一人の中年紳士が黒革の鞄を膝の上に乗せて、激しく揺れながらもとろとろとまどろみ続ける。
大阪圭吉 白妖 青空文庫
作例 · 標準
黒革の財布は、使い込むほどに味わいが増す。
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父は大事な書類を黒革のブリーフケースに入れて持ち歩いていた。
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彼女は黒革のブーツを履いて、颯爽と街を歩いていた。
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2
標準
leather dyed in deep indigo
作例 · 標準
この地方の職人は、古くから藍で染めた黒革の製品を作っている。
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武具には、強度と美しさを兼ね備えた黒革が用いられた。
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黒革の帯は、日本の伝統的な衣装によく合う。
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3
標準
edible mushroom in the Thelephoraceae family
作例 · 標準
山菜採りで、珍しい黒革という食用キノコを見つけた。
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黒革は、独特の歯ごたえと香りが楽しめるキノコだ。
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料理人が黒革を使った絶品のリゾットを振る舞ってくれた。
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