胡桃色
くるみいろ
名詞
標準
文例 · 用例
朝鮮紙の胡桃色のものへきれいな字で書いた。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
そして女房は、夜目にもあざやかな白地に|トラムペツト・フラワーの縫取りを施した白孔雀のやうなアルジエリア・マンに包まれて、婀娜たる羽根扇を擬して、片脇には胡桃色の軽快なリイガルを抱へ、脚には七宝を鏤めた鞣皮のサンダルを結んだ。
— 牧野信一 『ゾイラス』 青空文庫
其処はかなりの広間で、マホガニーの大|卓子を、凹字形に配置した上には、素晴らしい飾電灯を三つまで下げ、クリーム色の壁に、胡桃色の鏡板の腰張りを廻して、安い壁紙などを一枚も使わないところに、場所柄らしい威厳を示して居ります。
— 野村胡堂 『女記者の役割』 青空文庫