飛剣ひけん名詞1標準文例 · 用例飛剣は、そのさかずきを微塵に割って、軍之助の上身に酒を浴びせ、余勢、うすい着物の肩をかすったばかり、そのまま背後の畳に落ちて刺し立った。— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫二間と離れない草むらから猿のように黒い物がとび出したかと思うと、長い手が一振するが早いか燐光ふたたび流星のごとく閃尾を引いて、またしても飛剣、真ッ先に立った夏目久馬の脇腹をえぐって地にのけぞらした。— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫