京男
きょうおとこ
名詞
標準
Kyoto man
文例 · 用例
凄艶な面に冷たい笑いを浮べながら、道行く人を物色していましたが、丁度通りかかったのは、夕遊びでもうひと堪能して来たらしい京男でした。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
遊びの場処も、亦伝統で都合よく出来ているというが、そのように都合よく遊べる場処にする丈、遊び熱が、京男に強いと云えよう。
— 宮本百合子 『京都人の生活』 青空文庫
「京男と異って東男には、よいところがあるかもしれないからねえ、お前達二人も連れて行って、東男を見せてあげよう」「まあ、お姫様イヤでございますよ」 と、まんざら厭でもなさそうな様子で、幽霊女がしなをつくって云って、鶏娘の方をチラリと見た。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
主人は庄太郎とて三十五六の男盛り、色こそは京男にありがちの蒼白過ぎたる方にあれ、眼鼻立ちも尋常に、都合能く配置されたれば、顔にもどこといふ難はなく、風体も町人としては上品に、天晴れ大家の旦那様やと、多くの男女に敬まはるる容子なり。
— 清水紫琴 『心の鬼』 青空文庫
作例 · 標準
彼は物腰が柔らかく、どこか雅やかで、典型的な京男といった印象だ。
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京都出身の友人は、やはり洗練された京男の雰囲気を纏っている。
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あの店の店主は生粋の京男で、所作がとても美しい。
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