申し出す
もうしだす
動詞
標準
文例 · 用例
使いの来たことでまた悲しみが新しくなったし、答える言葉も何と言ってよいかわからぬ時であってみれば、人々は泣くのを挨拶に代えて何とも申し出すことはできなかった。
— 蜻蛉 『源氏物語』 青空文庫
もし僕が汝を我にあたえよと申し出すことを、彼女も内ない待ち受けているならば、彼女はあらかじめそれを承諾しそうな気色を示すべきはずである。
— 幽霊の移転 『世界怪談名作集』 青空文庫
それではわたしから申し出すことがあるが」と父親が言った。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫