煖坑
煖坑
名詞
標準
文例 · 用例
「今夜は北風が寒いから、煖坑(床下に火を焚いて、その上に寝るのである)でなければ、とても寝られますまい。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
しかしこの家にはたった一つの煖坑しかないのですから、夫の留守にあなたと一つ床に枕をならべて寝るわけには行きません。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
となりへ行ってちょっと相談して来ますから」 女を煖坑の上に坐らせて、徐四はすぐに表へ出て行ったが、となりの人に相談したところで仕様がないと思ったので、かれは近所の善覚寺という寺へかけ付けて、方丈の円智という僧をよび起して相談することにした。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
それで済めば無事であったが、外宿した徐四の兄は夜ふけの寒さに堪えかねて、わが家へ毛皮の衣を取りに帰ると、寝床の煖坑の下には男の沓がぬいである。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫