在地
ざいち
名詞
標準
place where one lives
文例 · 用例
小林多喜二の「不在地主」には、労働者と農民の提携のほう芽が、文学的に取扱われている。
— 黒島傳治 『農民文学の問題』 青空文庫
女子師範学校及び高等師範学校の下、教育博物館の所在地は往時の大学ありしところにして、今なほ大成殿その他の建築保存せられ、境内また大概旧に依りて存せらるゝを以て、塩谷宕陰二十勝記のおもかげの残れるかたも少からず。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
その当時、府立の一中は築地の河岸、今日の東京劇場所在地に移っていたので、麹町に住んでいる私は毎日この堀ばたを往来しなければならなかった。
— 岡本綺堂 『御堀端三題』 青空文庫
誰にも知られぬ、このような侘びしいおしゃれは、年一年と工夫に富み、村の小学校を卒業して馬車にゆられ汽車に乗り十里はなれた県庁所在地の小都会へ、中学校の入学試験を受けるために出掛けたときの、そのときの少年の服装は、あわれに珍妙なものでありました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
Oという県庁所在地の市は夕飯後の適宜な散歩|距離だった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
彼は駐在地の在留民と平民的に交際ったので、その方の評判はよかった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
彼を見ると全く芸術家はテンペラメント一つだという気がします」 かの女はこれを旅先の知友が、滞在地で世話をする父兄に向って云うお世辞ともお礼心とも思わなかった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
すなはち、「誰にも知られぬ、このやうな佗びしいおしやれは、年一年と工夫に富み、村の小学校を卒業して馬車にゆられ汽車に乗り十里はなれた県庁所在地の小都会へ、中学校の入学試験を受けるために出掛けたときの、そのときの少年の服装は、あはれに珍妙なものでありました。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
住民票の在地は〇〇ですが、現在は別の場所に住んでいます。
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彼は在地を離れて都会で働いているが、いずれは故郷に戻りたいと思っている。
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選挙権は、在地市町村の選挙管理委員会に登録することで行使できる。
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標準
countryside
作例 · 標準
都会の喧騒を離れ、在地の静かな生活を満喫している。
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在地の農家は、新鮮な野菜を市場に提供している。
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彼は在地の歴史や文化について深く研究している。
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