角兵衛獅子
かくべえじし異読 かくべじし
名詞
標準
traveling entertainer who wears a lion mask and does tumbling acts
文例 · 用例
五、六年前までは、遠い越後の山の中から来るという、角兵衛獅子の姿も、麦の芽が一寸|位になった頃、ちらほら見られたけれど、もうこの頃では一人も来ない。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
寝る時、着換へて、と謂つて、女の浴衣と、紅い扱帯をくれたけれども、角兵衛獅子の母衣ではなし、母様のいひつけ通り、帯を〆めたまゝで横になつた。
— 泉鏡花 『処方秘箋』 青空文庫
角兵衛獅子に柳原お馬場の朝げいこ、その二つです。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
ドコドコドンドン、ヒュウヒョロヒョロと、朝ごとに角兵衛獅子の囃子がその柳原お馬場の近くの旅籠町からわびしく流れだして、西に東に江戸一円へ散らばっていくのでした。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
ホシは角兵衛獅子だよ」「カクベエジシ?
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
」「ぴょこんと起き上がる角兵衛獅子さ。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
角兵衛獅子の宿は、軒を並べて二軒ある。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
秋から冬にかけてのかせぎ場に、雪の国からこの江戸へ流れ出してきている角兵衛獅子は、年端の行かぬ子どもだけでもじつに六十人近いおびただしい数でした。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
新潟の郷土芸能である角兵衛獅子は、子供たちが軽やかな身のこなしを披露する姿が印象的だ。
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お祭りの中、角兵衛獅子の装束に身を包んだ一行が、威勢よく街を練り歩いている。
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うわあ、あんな高いところで逆立ちするなんて!角兵衛獅子の芸は本当にスリリングだね。
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江戸時代、角兵衛獅子の少年たちは越後から江戸へと巡業に出ていたそうだ。
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