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式微

しきび
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
extreme decline
文例 · 用例
こんな世相であるから、皇室の式微も甚しかった。
菊池寛 応仁の乱 青空文庫
もつと精神的な問題について言えば尊王討幕という思想は幕府の横暴、皇室の式微という當時の社會條件があつて生じ、自由民權の思想は人民の權利が壓制されていたという特殊の物的條件によつて生じたのである。
平林初之輔 唯物史觀と文學 青空文庫
ムーアスクール助教授のジョン・W・モークリーは、「電子式微分解析機を開発すれば弾道数表作りに要する期間を大幅に短縮できる」との構想を示し、一九四三年四月には大学院生J・プレスパー・エッカートとともに、この装置に関する提案書をまとめた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
此故に王朝の盛時を追懐しては現時の式微を歎じ、寛永の士風を追懐しては近世の軽薄を詈り、楠公の為めに慷慨の涙をそゝぎ、北条氏の専権に切歯せり。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
下剋上の世の中でありまして、下の者が跋扈して上の者が屏息するといふのですから、日本の一番大事な尊王といふやうな事には果してどういふ影響を及ぼしたかと言ひますと、當時は皇室の式微の時代であつて、戰國時代の末には御所の中で子供が遊んで居つたといふ程ですから衰微して居つたには間違ありませぬ。
内藤湖南 應仁の亂に就て 青空文庫
信長が王室の式微を慨いて、あの幕を献上したというのが始まりで、それから以後は必ずあの木瓜の紋の付いた幕を張る事になってるんだそうです」 幕の上下は紫地に金の唐草の模様を置いた縁で包んであった。
夏目漱石 行人 青空文庫
ちょっと考えると王権式微の武家時代であるによって、公卿の窮乏もさぞかしはなはだしかったろうと想われるのは当然のことであって、実際生活難に苦しんだ公家もまた少なくない。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
従来歴史家がややもすれば王宮の式微を叙すること極端に失し、はなはだしく御逼迫のように説くのは、後に起こった勤王論と対照さすために、あるいは必要なことかも知れぬけれど、実際よりもはなはだしく御窮乏を叙し奉るのは、かえりて恐れ多いことだろうと考える。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
作例 · 標準
かつて隆盛を誇ったその産業も、時代の流れとともに式微していった。
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文明の式微は、歴史の中で幾度となく繰り返されてきた現象だ。
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彼の人気は、最近式微の傾向にあるようだ。
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