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本覚

ほんがく
名詞
1
標準
文例 · 用例
今別には本覚寺といふ有名なお寺がある。
太宰治 津軽 青空文庫
今別へ来て本覚寺を見なくちや恥です。
太宰治 津軽 青空文庫
「それぢや、その本覚寺に立寄つて、それからまつすぐに三厩まで歩いて行つてしまはう。
太宰治 津軽 青空文庫
下田を去って神奈川に移った英国、米国、仏国、オランダ等の諸領事はさみしい横浜よりもにぎやかな東海道筋をよろこび、いったん仮寓と定めた本覚寺その他の寺院から動こうともしない。
第一部上 夜明け前 青空文庫
己が肉身は、三身即一の本覚如来、煩悩|業苦の三道は、法身般若外脱の三徳、娑婆世界は常寂光土にひとしい。
芥川龍之介 道祖問答 青空文庫
時ニ士官岡本覚十郎、成瀬国助側ニ在ル。
イロハ丸航海日記 坂本龍馬手記 青空文庫
また曰く、「陽の精なるものは天に上り、陰の霊は根の国に下る」と)両部神道口決鈔曰、此不生不滅本覚本来之真心、雖一睡一露無念無相太極之地不増不減、死又不滅也。
井上円了 通俗講義 霊魂不滅論 青空文庫
(『両部神道口決鈔』に曰く、「この不生不滅、本覚本来の真心、一睡一露、無念無相、太極の地といえども、不増不減、死もまた滅せず」と) 本居宣長曰く、「さて死すれば妻子、眷属、朋友、家財、万事をもふりすて、馴れたるこの世を永く別れ去りて、ふたたびかえり来ることあたわず。
井上円了 通俗講義 霊魂不滅論 青空文庫
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本覚(ほんがく)とは、本来の覚性(かくしょう)ということで、一切の衆生に本来的に具有されている悟り(=覚)の智慧を意味する。如来蔵や仏性をさとりの面から言ったものと考えられる。平たく言えば、衆生は誰でも仏になれるということ、あるいは元から具わっている(悟っている)ことをいう。

出典: 本覚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0